今回の紹介するカメラは,Minolta SR-T101です。
発売は,1966年で40年以上前のものです。18年間製造され100万台以上売り上げました。
何度もマイナーチェンジ(3回とも4回とも言われています。)を繰り返しました。
私のは,シャッターダイアルが黒い初期のものです。
このカメラの特徴は,見ての通り"頭"の形です。これは,今では当たり前の分割測光のためふたつのCdSを入れたためです。世界初の分割測光でした。
まだ電子シャッターのない機械式フルマニュアルの時代。電池は露出計用で,今は無き水銀電池1.3Vです。アダプターを使うとLR44電池が使えます。
アダプターを使わなくてもドイツのVARTA V625がそのまま使えます。以前はキタムラで100円で売っていたのですが値上げしたようで最近あまり見かけなくなりました。
まあ電池が無くても今のカメラとは違いシャッターは切れるので,関係ありません。
このカメラも40年程度経っているでしょうが,かなり綺麗です。傷はなく,小さい擦れ程度で前のオーナーが大事に使っていたのでしょう。
写真のMC55mm/f1.7とのセットで購入しました。
このMCも初期のもので,なかなかの手触りです。のちのNewMCやMDの比べ私は好きです。
Minltaのレンズは「緑のロッコール」と言われました。ごらんの通り綺麗な緑色をしています。
PENTAXとは違いますね。
金属の固まりのようなカメラで,いかにもカメラといった感じです。
使い心地もお気に入り。ただ残念なのは,絞りがファインダーで確認できないことです。
この後に出たSR-T Superにおいて改良され直読式になりました。
このカメラも最近出番が少ないですが,大事にしたいカメラです。
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